ツボ押しで便秘解消!効果的なツボをご紹介!

排便の際には、必ず「便意」が起きるものですが、便秘に悩まされると何らかの原因で、この「便意」が起きにくくなってしまいます。そんなとき手軽にできる便秘解消法のひとつがツボ押しです。

また便秘解消に効果的とされるツボは身体のさまざまな位置に点在し、便秘の原因によってそれぞれ最適な時間帯を意識してツボ押しをすればよりよい効果が期待できます。

目次

ツボ押しとは

ツボとは東洋医学の「気」の概念に基づくものです。

「気」は体内を巡っている経絡を通って内臓や筋肉や皮膚などに働きかけるとされますが、ツボはこの経路を結ぶ中継地点にあたり、刺激することでつながれた部位が活性化されると考えられています。

このため、腸とつながるツボを刺激することは便秘解消にも効果的です。

またツボを刺激するには鍼や灸といった方法もありますが、もっとも手軽にできるのがツボ押しです。

便秘が解消するツボの押し方

ツボは位置にもよりますが、強く押したからといって効果が高まるというわけではありません。

そこでツボ押しは「気持ちいい」あるいは「痛気持ちいい」と感じる程度の刺激が適当で、痛いと感じたらすぐに力を緩めるようにします。

ツボの押し方

  • 数秒かけてゆっくりと押す
  • 呼吸を止めないように意識してふたたび数秒かけてゆっくり戻す

便秘に効くツボ

それでは便秘解消に効くとされるツボにはどのようなものがあるのでしょうか。

その数は多く、いつでも手軽に押せる手のツボから、足首やひざ、お腹まわり、腰など、その部位はさまざまです。

合谷(ごうこく)

親指と人差し指の2つの骨が交わるつけ根に位置するツボです。反対側の手の親指と人差し指で挟むようにして揉みます。

合谷(ごうこく)

神門(しんもん)

手のひらを上に向けたとき手首の小指側に位置するツボです。骨と筋の間のくぼみを親指と人差し指で挟むようにして揉みます。

神門(しんもん)

三陰交(さんいんこう)

足の内側、くるぶしから指4本分上のすねの骨の後ろのくぼみにあるツボです。両手で足をつかみ、両手の親指の腹で揉みます。

三陰交(さんいんこう)

足三里(あしさんり)

足の外側、ひざから指4本分下のすねの骨のへりにあるツボです。人差し指と中指を使い骨のへりに押し込むようにして揉みます。

足三里(あしさんり)

天枢(てんすう)

へそから指3本分外側の両脇にあるツボです。人差し指と中指、薬指を添えた指3本で、左右両方をお腹が軽く凹む程度の力で押します。

天枢(てんすう)

大巨(だいこ)

天枢から指3本分下に位置するツボです。両手で腰骨を押さえ、親指を使い、お腹が軽く凹む程度の力で左右両側を押します。

大巨(だいこ)

便秘点(べんぴてん)

背中側、肋骨の一番下から指2本下、背骨から指4本分外側に位置するツボです。ツボの位置に親指を置き、体を左右にひねって刺激します。

大腸愈(だいちょうゆ)

腸骨の上、背骨から指2本分外側の左右両側のツボです。仰向けになって膝を立て、ツボの位置に両手でこぶしをつっくって当て、足を左右にゆっくりと動かして刺激します。こぶしの代わりにゴルフボールやテニスボールを使う方法もあります。

豊隆(ほうりゅう)

足の前側、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の中央、またひざの外側の骨を結んだ線の中央に位置するツボです。左右両方、あるいはどちらか手応えがある方を指で押します。

湧泉(ゆうせん)

足の指を曲げた際のくぼみに位置するツボです。両手の親指で刺激します。

湧泉(ゆうせん)

ツボ押しが効果的な時間帯

このように便秘解消に効果的とされるツボは身体のさまざまな部位に点在しますが、これらを刺激する際には、特に効果的な時間帯があります。

そして、どのような原因で便秘が引き起こされているかによってその時間帯は異なります。

そこで、腸のぜんどう運動が弱まり、便を押し出せない「弛緩性便秘」の場合なら起床直後がおすすめです。

これは自律神経をリラックスモードの副交感神経優位の状態から活動モードの交感神経優位の状態に切り換え、腸のぜんどう運動を後押しするためです。

一方、便が直腸で便が停滞してしまう「直腸性便秘」ではトイレに入り、そこでゆっくりツボを押すとよいでしょう。

ただし朝などは忙しいので、トイレに入る時間をたっぷりとれる時間帯を選ぶのがポイントです。

また、飲食の直後は体内の血液が胃に集中します。

こうした状態では筋肉の柔軟性が失われた状態になっているため、ツボ押しをおこなうと筋繊維を傷つけるリスクが高まってしまいます。

このため飲食後は2時間程度の時間を空けてからツボ押しをするのがよいでしょう。

ツボ押しを実践して便秘を解消しよう

便とは摂取した食べ物に含まれる栄養や水分が体内で消化・吸収され残ったものや、腸璧から剥がれ落ちた粘膜などです。

これらは長時間大腸ににとどまり続けることで特に水分がより多く吸収され硬くなってしまします。

また便は大腸にとどまり続けると腐敗が進み悪玉菌が増殖し、アンモニアや硫化水素などの有害物質が発生することで肌荒れなどの原因となります。

こうした悪循環を回避するためにも、ツボ押しは手軽にできる効果的な便秘解消の手段です。ツボ押しの効果は個人差がありますが、人によっては押しただけでおなかが鳴る反応がみられることもあります。

Cannaでは便秘解消の治療もございますのでぜひお問合せください♪

この記事を書いた人

井上公佑のアバター 井上公佑 Canna院長

通称 美容鍼灸王子®
終末期医療や高齢者医療の現場で鍼灸師として活躍。年間2,500件以上の施術を担当。その過程で、仮面様顔貌など容姿が変化する難病の患者を救いたい思いから、日本における美容鍼灸のパイオニアである上田隆勇氏に師事。女性だけでなく、難病患者も美容鍼で改善に導く治療院を運営。
その後の活動が評価され、最年少にて初代上田式美容鍼灸®認定講師の1人として任命を受ける。
現在は施術の傍ら専門家への美容鍼灸の指導活動や、一般向けの講演活動を行い正しい美容医療の普及活動も精力的に行っている。メディア取材実績多数。

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